日別: 2017年6月16日

機能性便秘のタイプ


特に体に異常がないのに便秘になってしまう機能性便秘は、日常的に便秘薬に頼ると、一時的には解消できても根本的な改善は図られないため、生活習慣の改善や食生活の見直しなどをする必要があります。機能性便秘は大きく3つのタイプに分けることができます。そのひとつが弛緩性便秘です。これは、大腸の筋肉がゆるんでしまうことによって起きる最もポピュラーな便秘で、高齢者や女性、運動をほとんどしない方に多くみられるものです。2つ目が痙攣性便秘です。これは、弛緩性便秘とは真逆の症状で、大腸の筋肉運動や蠕動運動が激しすぎることから、常に痙攣しているような状態となり、正常な便の排泄ができなくなる状態です。ストレスも大きな原因のひとつとされており、最近は増加傾向にあります。

3つ目が直腸性便秘です。別名、習慣性便秘とも呼ばれているもので、仕事が忙しかったり、人目を気にしたりすることで、日常的にトイレに行くことを我慢してしまう傾向がある方に多いものです。大腸に特に問題があるわけではなく、直腸まで便が到達している状態でありながらも、正常に便を排出することができないことによって便秘になってしまいます。これら3つのタイプの機能性便秘は、普段の生活と密接に関わっているものであるため、規則正しい生活リズムやバランスのとれた食事、ストレスをため込まないことなどによって、解消することが可能となります。