器質性便秘と機能性便秘


便秘が長引くと、常にお腹が張ってスッキリとしない状態が続き、肌荒れだけでなく気分的にもイライラしがちになります。男性でも便秘に悩んでいる人はいますが、圧倒的に女性の方が多いと言われており、テレビCMなどで便秘薬をみても、その内容やパッケージのつくりから女性をターゲットとしたものが多いことがわかります。トイレに雑誌やスマホなどを持ち込んで、長時間座っている女性も多いようです。女性の便秘には、女性特有のホルモンバランスの影響もあり、特に生理前に便秘になりやすいという方もいるようです。また、女性はよくダイエットに挑戦しますが、少ない食事量によって排出する便の量が減ってしまうことも一つの原因であると言われています。さらに、一般的に男性に比べて筋力が劣ることから、いきむ力が弱く便を排出する力が弱いことも影響しています。

便秘は、器質性便秘と機能性便秘の2つに分けることができます。器質性便秘は、胃や小腸、大腸や肛門など、体の器官になんらかの物理的な障害があることや大腸内の病気などによって、正常に排便ができないタイプのものです。なかには、生まれつき腸管が細かったり、形質異常があったりなど、先天的なものもあります。器質性便秘の場合は、生活習慣の改善といった自らの努力によって便秘を解消することができないため、早めに受診して治療することが必要となります。一方、機能性便秘は、何らかの理由により腸の機能が低下していることが原因となるので、生活の改善を図ることで症状を緩和することが期待できます。